RefleLife　リフレライフ | 日記 | マスク疲れにご用心

マスクをする時間が長くなって頭が痛くなっちゃって・・・
という方もいらっしゃるかと思います。
実際そう言ってる方にお会いしましたし、ネットでも「マスク頭痛」なんて言葉も出てきていますね。
 
普段マスクをし慣れてないのもありますが、
自分に合ってないマスクをずっとしているとやはり疲れますね。
特にひもをひっかけてるや耳の周りの筋肉は緊張しているんだろうと思います。
実は耳の周辺にある筋肉は側頭筋といって頭痛に関連にある部分なんです。
なのでマスクが原因で頭痛と言うのも納得です。
 
筋肉の緊張からくる頭痛を緊張型頭痛といいます。
頭の両側が締めつけられるような感じ、または後頭部から首にかけて圧迫されるようなジワジワとした痛みが特徴です。
また疲れもあるため夕方になるにつれ痛みは増加することが多いようです。
で、この頭痛の原因に関連のある筋肉が
耳の周りにある側頭筋、
頭の後ろ部分の後頭筋、
両肩の付け根で肩こりになりやすい僧帽筋と言われています。



マスクをずっとかけてると頭痛がするというのは、
この側頭筋と後頭筋への緊張が高まって頭痛に繋がっていることが考えられます。
なので、ご紹介するケアで耳と耳の周りをほぐしてあげてみてください。
 
①耳ほぐし
耳を軽く痛みがない程度に引っ張りながら円を書くようにゆっくり回します。
前まわりに15回、後ろまわりに15回


耳の根元から引っ張ると側頭筋に刺激が伝わって緩めることに繋がります。
実際、回してから指を離すと触ってたところがジーンとした感覚があって血行が良くなっていくのがわかります。
また東洋医学でも耳にはたくさんの神経が集中していて耳つぼ療法もあるくらい大事な器官なので
心地よい刺激で耳の疲れをとってあげましょう。
 
②耳の周りの筋肉ほぐし
次に耳の周りの側頭筋を緩めてあげましょう。
側頭筋は咀嚼筋の一部で下顎の関節に繋がっていて
顎を閉じたり外側に動かしたりするのに使われる筋肉です。
こめかみから耳の上のあたりに扇状に広がっています。
こめかみに手を置いて口を開けたり閉じたりすると連動して動いてるのがわかるかと思います。
まず、こめかみの位置を起点に軽く指を置いてゆっくり動かしながら耳の周りを移動していきます。
力加減は、痛すぎない程度に押さえてそのまま力を緩めずに。
凝っているところがあると効いてる～とかイタ気持ちいい感覚があるのでそれらを目安にして
刺激をしてあげてください。



③ほっぺたの筋肉ほぐし
マスクをしてると普段より口数が少なくなっちゃいませんか？
また、見られてないという安心感からかマスクしてると隠れてる顔の筋肉を
あんまり動かさなくなって硬くなっている気がします。
特にほっぺたのちょっと下が硬くなりがちです。
ここは物を噛む筋肉があるところで咬筋といいます。
咬筋は側頭筋に連動しているので
咬筋が硬くなると側頭筋も緊張して頭痛に繋がってしまいます。
なので、ここもついでにほぐしてあげましょう。
場所は奥歯を噛んだ時に少し膨らむ頬の脇部分。
そこに指を当てて円を描くようにくるくると回しながらほぐしてあげてください。


普段、歯ぎしりや食いしばりのクセがある方で頭痛がある場合は
ここが硬くなってないか確認してみてください。
また噛みしめ癖はストレスが原因ともいわれています。
通常リラックスして力が抜けている時は
上下の歯は離れているものなのだそうです。
いつの間にかストレスサイン出てないかセルフチェックもしてみてくださいね。
 


④後頭筋の筋肉ほぐし
耳の後ろの延長線上にある後頭筋も頭痛に繋がる筋肉です。
頭皮を後方へ引っ張る役割があります。
ここの筋肉の緊張が強いと頭が締め付けられるように感じることがあります。
後頭筋は眉を引き上げる筋肉とも連動しているので
後頭部に手をそっと置いたまま眉を上げると微妙に動いてるのがわかります。
その動いている箇所がわかったらそこの筋肉を上下に揺らしてほぐしてあげてください。





耳や頭皮をほぐすことは頭痛の緩和、首の筋肉や肩の筋肉をほぐすのにも役立ちます。
耳の周りのことなら思いつきやすいですし、場所もとらない、時間もそんなにとらないですし
お仕事の合間でしていただくのにピッタリです。
ちょっとした息抜きとして、おススメです。
長いマスク利用でお疲れの場合はお試しになってみてください。
 
自粛生活でお疲れも出ていると思います。
どうか疲れを溜めすぎないよう息抜きもしてくださいね。
皆様のご健康お祈りしています。